| 課題名 | リモートセンシング及び地理情報システムを用いた半乾燥地域の土壌環境変化の解析(181) |
|---|---|
| 課題番号 | 182 |
| 研究機関名 |
国際農林水産業研究センター |
| 研究分担 |
環境資源・(主研) (ファイサラバード農業大学) |
| 研究期間 | 完10~11 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 半乾燥地域では、適切な水及び土壌管理が施されれば、高い農業生産性を示すものの、様々な要因により土壌劣化が発生すると、加速度的に進行する場合がある。一度劣化した土地を回復させるためのプログラムも試みられているが、十分な成果が上げられた例は少ない。本研究では、パキスタン・パンジャブ平原ファイサラバード近郊にある土壌塩類化が顕著となった地域を対象に、塩類化の実態をリモートセンシング及び地理情報システムによって把握するとともに、現地において実施された土地回復プログラムの効果について分析を行った。1991年から1997年にかけての期間に観測された29シーンのインド観測衛星(IRS)データを用い、塩類化が発生している地域を抽出し、その広がりの時間変化を調べた。その結果、雨期にやや縮小するが、季節的傾向は余り明瞭ではなかった。また、2カ所のスケジュールサイトの内1カ所は、発生面積が1度減少した後横這いであり、他方はほとんど変化が見られないことが判った。地下水位の変化を調べたところ、塩類化の発生面積の縮小期と同時期に水位下降が見られた後、再び上昇していることが確認された。プログラム開始後数年にして、排水ポンプの過半数がトラブルにより稼働しておらず、施設の管理上の問題がプログラム効果を妨げる結果となっていることが指摘された。 |
| カテゴリ | 乾燥 土壌環境 リモートセンシング |