課題名 | 冷涼乾燥地帯における気候変化に伴う牧畜環境の変化に関する調査研究(186) |
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課題番号 | 187 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
環境資源・(部長) (筑波大学) |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 平11年度は、平10年まで不調だったPAMIIIが、色々な対策を施した事により、データ取得効率が大きく向上し、各季節の地表面熱収支の特徴を明らかにする事ができた。春季は顕熱が正味放射の3分の2を占め、土壌水分は5%以下で地表面は非常に乾いていた。夏季には潜熱が顕熱の3倍程度にまでなり、春季とは逆に潜熱が、正味放射の5分の3程度に達し、土壌水分は16%となっており、地表面は湿っていた。春季と夏季で顕熱と潜熱の熱収支に占める割合が大きく変化したのは、土壌水分と深く関係していると考えられる。秋季には、再び顕熱フラックスが、正味放射の3分の2程度に達し、土壌水分は5%程度で、非常に乾いていた。 |
カテゴリ | 乾燥 |