課題名 | タイにおける農畜産物需給動向の分析 |
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課題番号 | 9 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
海外情報・(部長) (中央水研) |
研究期間 | 単11 |
年度 | 2000 |
摘要 | 1997年に生じた通貨価値の下落と経済不況がタイの農畜水産業に及ぼす影響を解明するため、既存の農産物需給モデルを改良するとともにエビの需給モデルを新たに作成し、為替ルートの経済成長率に関する設定を変更しながらシミュレーションを行った。その結果、通貨価値の下落はコメ、ブロイラー肉、メイズ等の海外と競合する部門に有利であり、豚肉、鶏卵等の国内市場向け部門に不利であるとの結論を得た。また、景気の落ち込みが一過性のものであったため、エビや畜産物の重要が再び増加傾向に転じており、一人当りの実質GDP成長率が年率2%以上で増加すると、国内生産の制約の下で国内需要が増加するため、エビの輸出量は減少を続けると見込まれる。 |
カテゴリ | 鶏 豚 輸出 |