| 課題名 |
対馬暖流域におけるスルメイカの成長様式の解明(36) |
| 課題番号 |
18 |
| 研究機関名 |
日本海区水産研究所
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| 研究分担 |
漁業資源・資評研
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| 研究期間 |
完7~11 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
イカ類では平衡石の日周輪より孵化後の日数を推定することが出来,近年はこの手法を用いた成長解析が進められている。本課題ではこの手法を用いてスルメイカの成長様式の検討を行った。その結果,まず日本海の沖合域と沿岸域を回遊する個体では成長が異なることがわかった。この要因として海洋構造の違いによる餌料環境の差異と考えられた。次に,成長様式を検討したところ,従来の解析結果では親魚の成長率を基に解析していたため,外套背長2~15cmにおける成長を過大に評価していた可能性を指摘することが出来た。また,成熟との関係では,雄は孵化後7~8ヶ月頃より成熟の進行がみられ,孵化後約9ヶ月で成熟に達していたが,雌では孵化後9ヶ月より成熟の進行がみられた。発生時期による成長様式の差異については,これまで夏季に発生した個体は最も小型であることが知られているが,孵化後4ヶ月までは夏季に発生した個体の方が冬季に発生した個体よりも成長率が高いことがわかった。さらに経年的変化として,秋~冬季に発生した個体の外套背長3~5cmまでの成長率は1998年に採集した個体が最も低かった。1998年は対馬暖流域におけるスルメイカの再生産成功指数の低下による加入量の減少が大きな問題となったが,今後,1998年の結果で示唆される再生産成功指数と成長との関係を解明することが必要である。
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| カテゴリ |
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