課題名 | 代かき同時土中点播水稲の耐倒伏性向上のための播種様式の解明(18) |
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課題番号 | 16 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
総合研究・総研1 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 直播水稲の耐倒伏性は、有効茎歩合を高めることによる稈質の向上および1株穂数の増加による押し倒し抵抗の増加により向上することが示された。点播水稲は有効茎歩合が高く、1株穂数も多いとともに両形質の苗立ち密度による影響が小さいために安定して高い耐倒伏性を示したが、高密度条件下では稈質の低下により耐倒伏性が低下する傾向を示したため、1株苗数が少ない方が耐倒伏性が安定すると考えられた。これに対し、株間が大きくなると1穂当たりの押し倒し抵抗値の低下および窒素含有率の増大による稈長の伸長を生じ、耐倒伏性は低下する傾向を示したため、株間については株間が小さい方が耐倒伏性が安定すると推察された。 |
カテゴリ | 直播栽培 水田 水稲 超省力 播種 |