家畜排泄物処理過程における臭気発生防止システムの構築と実証(27)

課題名 家畜排泄物処理過程における臭気発生防止システムの構築と実証(27)
課題番号 26
研究機関名 九州農業試験場
研究分担 総合研究・総研3
研究期間 完6~11
年度 2000
摘要 出来上がった堆肥を水分調節材の一部として使用する戻し堆肥方式の堆肥化処理は、低級脂肪酸の発生を抑制し臭気の質を改善できるが、アンモニアと硫黄化合物の発生量が増加する。オガクズ牛糞堆肥のアンモニア発生量が899g/t(投入)であるのに対し、戻し堆肥方式では1390g/t(投入)と約5割増加する。また、悪臭防止法の規制濃度を満たすことが難しい物質は、アンモニア、メチルメルカプタン、硫化メチル、ノルマル吉草酸である。オガクズ牛糞堆肥を強制通気式発酵させる場合、悪臭物質の発生量はアンモニアが非常に多く、4週間の発酵期間の内、初めの2週間で全アンモニア量の90%が発生する。原材料と同体積の出来上がった堆肥に、堆肥化1,2週目槽からのアンモニア発生量の多い時期の悪臭を投入又は切返し後の3日間送風することで、約95%のアンモニア,一次発酵期間における全アンモニア発生量の約76%を処理できる。また、再吸着方法は、硫黄化合物を4割以上除去するが、低級脂肪酸の吉草酸を逆に増加させる。本課題を通して堆肥化過程の高濃度に汚染された空気を処理することによって、約7割の悪臭を捕集できた。しかし、低濃度時における残りの臭気を捕集する必要があり、平成12~14年の経常研究で、これら残された問題を解決する。
カテゴリ 水田

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