甘しょ、野菜及び飼料作物等の輪作技術体系の経営的評価（３７）

• 課題番号: 39
• 研究機関名: 九州農業試験場
• 研究分担: 総合研究・経営管理研
• 研究期間: 継１０～１２
• 年度: 2000
• 摘要: 甘しょ、露地野菜、飼料作物等の輪作による耕地から地下水への窒素溶脱量の低減技術を対象とし、当該技術の生産費や収益性等の分析による経営への導入可能性を明らかにするため次の分析を行った。まず、現地実証圃場の作業調査より畦表面硬化機の作業能率を明らかにした。１０アール当たり１０４分と慣行畦立てマルチ作業とほぼ同等であった。また、甘しょ＋キャベツと甘しょ＋ダイコンの作付体系について、労働力２人を前提に試算計画法を用いて減肥栽培の経営的効果を試算した。規模拡大効果はキャベツで１０アール、ダイコンで２アールと小さいが、農業資材費はキャベツで約３割、ダイコンで約２割と大幅な節減効果が認められた。
• カテゴリ: 規模拡大 キャベツ 経営管理 飼料作物 水田 だいこん 輪作