課題名 | イネにおけるいもち病抵抗性遺伝子の解析(187) |
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課題番号 | 181 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・稲育種研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 10年度までにPik-m以外にもう1つの真性抵抗性遺伝子を有すると推定された「は系香737」について、別のいもち病菌を用いて幼苗検定を行った。コシヒカリ*2/は系香737のBC1F2系統に対して複数のいもち病菌レースを接種した結果、は系香737の持つPik-m以外のもう一つの真性抵抗性遺伝子は、日本の主要ないもち病菌レースでは判定できない遺伝子であり、Pia、 Pii、 Pik、 Pik-m、 Pik-p、 Piz、 Piz-t、 Pita、 Pita-2、 Pib、 Pit以外であることがわかった。また、新規の高度圃場抵抗性遺伝子を有すると推定されている「越南108号」とコシヒカリのF3系統を用いていもち病抵抗性の遺伝様式を検討した結果、 越南108号は1個の抵抗性遺伝子を有すると推定された。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 いもち病 加工 水稲 抵抗性 抵抗性遺伝子 品種 |