| 課題名 | 暖地農産物品質の非破壊評価法の開発(283) |
|---|---|
| 課題番号 | 269 |
| 研究機関名 |
九州農業試験場 |
| 研究分担 |
作物開発・(上席) |
| 研究期間 | 継11~13 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 九州農試内の圃場で栽培したソバおよびダッタンソバの品種・系統を製粉して供試した。近赤外スペクトルを測定した結果、蛋白質含量の多いものは、2次微分スペクトルで、2100nmの吸収(デンプン由来)に比較して、2060nmおよび2170nm付近の吸収(ペプチド結合由来)が強かった。蛋白質含量が増加するにつれ、2060nmと2100nmとを結ぶ線の傾きが負の値~ゼロ~正の値へと変化した。これを、1999年4月13日播種-6月22日収穫、8月11日播種-10月12日収穫のもので、A区、B区の2反復栽培の牡丹そばに適用し、近赤外スペクトルの特徴から、両区とも後者の夏に生育したものが、蛋白が多いというパターンを示した。これらの化学分析の結果もその通りであった。ソバでは、高温期の夏を経過すると蛋白質が蓄積された。 |
| カテゴリ | 加工 そば 播種 評価法 品質保持 品種 |