課題名 | 天敵と高精度発生予察を利用した海外飛来性害虫の総合防除技術の確立(324) |
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課題番号 | 306 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
地域基盤・害虫管理研 |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | イネウンカ類による被害に大きく影響するセジロウンカとトビイロウンカの翅型発現性は、自種ばかりでなく他種の密度の影響を受けること、翅型発現性に及ぼす種間相互作用は、ウンカ同士の直接的な干渉ではなくイネの吸汁を介して間接的に起こることを明らかにした。さらに、セジロウンカはトビイロウンカより吸汁による稲に与えるダメージが大きいため、両種の短翅率に及ぼす影響がトビイロウンカより大きいことを解明した。室内で増殖したカタグロミドリメクラガメを、トビイロウンカの飛来世代に対して天敵:害虫の比率が1:1になるように水田に放飼することにより、トビイロウンカの増殖率を低減させ被害発生を防止できることを実証した。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 水田 総合防除技術 防除 予察技術 |