| 課題名 |
いもち病流行機構の解明(91) |
| 課題番号 |
83 |
| 研究機関名 |
農業研究センター
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| 研究分担 |
病害虫防除・水田病害研
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| 研究期間 |
完63~4~(10)~(11) |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
いもち病の効率的防除技術開発に必要な、本病の発生・蔓延に関与する諸要因の解明を行った。葉いもちシミュレ-ションモデルBLASTLの精度はアメダスデータと結露計による濡れ時間実測値、気象データ、生育データから初期値のパラメータを改良することで向上した。穂いもち感染源の場となる止葉の感受性は7~8葉期、10~11葉期の窒素追肥により高まった。この傾向は止葉の水溶性蛋白態窒素含量の推移と一致していた。穂いもち感染は非親和性菌によってもおこるが、品種、穂の生育ステージによって感染程度は異なることが明らかになった。育苗箱における発生初期機構を解明するため種籾に特定のいもち病菌を保菌させる方法を考案した。自然発生籾を用い、比重選、種子消毒処理を行い保菌籾率を調査した結果、種子消毒籾でも低率であるが保菌していた。10年度に佐賀県のレイホウに発生したレースは稀少レースの102であった。11年度は発病が認められず追跡調査はできなかったが、周辺圃場から採取したいもち病菌37菌株中、これまで分布が確認されていなかった002が2菌株あった。この菌に病原性変異がおこりレイホウを侵す102になるか否かは今後検討を要する。本病の発生は品種が持つ抵抗性遺伝子と分布レースに影響を受ける。このため抵抗性遺伝子推定標準菌株の選定を行った。また、6年度の全国のレース分布状態を明らかにした。
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| カテゴリ |
病害虫
育苗
いもち病
害虫
管理技術
種子消毒
水田
抵抗性遺伝子
低コスト
品種
防除
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