水田環境における絶滅危急雑草の動態の解明(104)

課題名 水田環境における絶滅危急雑草の動態の解明(104)
課題番号 95
研究機関名 農業研究センター
研究分担 耕地利用・水田雑草研
研究期間 継9~12
年度 2000
摘要 水田に発生する雑草で絶滅を心配されている雑草種の稲作付条件下での動態を調べた。絶滅危急種のミズニラは農研センター谷和原水田圃場で10年度に発生した圃場では残存し、除草剤プレチラクロール処理区よりエトベンザニド・イマゾスルフロン・ダイムロン処理区で多く発生した。6月中旬で9葉以下の個体は越冬株でなく、有性生殖で発生したと認められたことから、除草剤を散布した条件下でも胞子による世代交代が行われている可能性が示された。埼玉県版レッド・データブックから絶滅を心配されている水田雑草を抽出した結果、減少の要因としては「除草剤の影響」より「生育環境の減少」が大きいとみられた。
カテゴリ 病害虫 管理技術 雑草 除草剤 水田 低コスト にら

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