課題名 | ダイズ根系機能を利用した土壌窒素循環効率の向上技術の開発(157) |
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課題番号 | 142 |
研究機関名 |
農業研究センター |
研究分担 |
生理品質・豆栽生理研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 大豆及びトウモロコシを播種し、その1ヶ月後の7月上旬に窒素を硫安で0,10、30kg/10a施用した。8月上旬に大豆及びトウモロコシ圃場の土壌を60cmの深さまで採取し、無機態窒素の量を測定した。無機態窒素濃度は大豆圃場でトウモロコシ圃場より窒素無施用区をのぞいて明らかに低くなっていた。とくに、窒素30kg/10a施用区では大豆圃場の窒素はトウモロコシよりも17kg/10a以上少なくなっていた。また、そのときの窒素吸収量はトウモロコシが大豆より多いものの、両者の差は2kg程度にすぎなかった。また、無機態窒素が土壌下層に流亡した形跡も認められなかった。これから大豆は何らかの機構により、土壌無機態窒素を大気中に揮散させているのではないかと推定された。 |
カテゴリ | 安定栽培技術 栽培技術 大豆 とうもろこし 播種 品種 |