課題名 | 植物ウイルス抵抗性の分子機構の解明 |
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課題番号 | 150 |
研究機関名 |
農業研究センター |
研究分担 |
病害虫防除・ウイルス研 |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | ウイルス遺伝子を利用した新たな抵抗性育種素材を開発するため、オオムギ縞萎縮ウイルスの外被蛋白質遺伝子を導入した形質転換オオムギの自殖後代の抵抗性検定を行った。その結果、T3世代ではウイルス抵抗性を示した系統の多くが、T4世代では罹病化したため、抵抗性の安定性についてさらに検討が必要であった。一方、植物由来の抵抗性遺伝子を単離して利用するため、シロイヌナズナのトバモウイルスに対する抵抗性解析を行った。その結果、ウイルス感染を強く抑制する抵抗性遺伝子座RTV1と、ウイルス感染には影響がないが病徴発現を抑制する耐性型の抵抗性遺伝子座RTV2、RTV3、RTV4を新たに同定した。 |
カテゴリ | 病害虫 育種 大麦 害虫 管理技術 植物ウイルス 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性検定 |