課題名 | 米の食味関連形質の特性解明と改善策の確立(224) |
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課題番号 | 214 |
研究機関名 |
農業研究センター |
研究分担 |
生理品質・作物品質研 |
研究期間 | 継9~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | アミロース含量はコメの食味に最も影響を与える物質であるが、その含量は登熟温度に左右され、品質の年次変動の原因となっている。そこで食味を改善するために、11年度にアミロース含量が登熟温度に左右されない突然変異候補coiを選抜した。12年度は、登熟期の低温に応答する種子ではアミロース含量が増大して原系統型の胚乳の透明度となり、非応答型の種子ではアミロース含量は増大せずcoi型の胚乳の透明度となる特性を利用して、遺伝解析を行った。その結果、coi型の低温非応答性は劣性の1遺伝子に起因し、アミロース量が登熟温度に左右されない優良系統の育成に利用可能であることが明らかになった。 |
カテゴリ | 良食味 |