| 課題名 |
農業活性化のための農業支援組織の国際比較(276) |
| 課題番号 |
262 |
| 研究機関名 |
農業研究センター
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| 研究分担 |
経営管理・比較経営研
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| 研究期間 |
完9~11 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
ブラジルの日系人農場の実態調査により、経営管理および販売上の特徴および問題を解明した。歴史的に、多くは100ha以下の中規模農場で、野菜・果樹・養鶏等の労働集約的経営である。1桁程度の労働者を雇用するが、経営主(ときには妻)も農業労働に従事し販売金額が20万ドル程度で、家族経営的な性格が強い。10ha以下の零細面積経営には販売金額が数万ドルの経営があり、後継者喪失等の経営継承問題が深刻である。中小規模層の青果物の販売先は、A.産地集荷業者、B.農協・仲買人経由で卸売市場、C.スーパー、D.近隣小売業者、E.公設市場での直売等があり、A.B.が主流である。卸売市場は公設でセリはないが、代金送金が迅速であるから市場経由が高い。近年の野菜販売ではCの拡大とD.E.等の多角化が行われている。日系農協は我が国総合農協に類似し、事業が全国規模で実施されていたが、これらが倒産し、農協が果たしていた集荷、調整、販売、技術指導等の機能が喪失した。家族経営的農場が優勢な日系農場にとっては協同化による各種機能の発揮が重要な課題となっている。施設を有する単位農協は数百人規模で再建され、飼料購買や鶏卵集荷・販売事業等を継続実施している事例があり、組合員数は縮小したが利用率はむしろ向上した。農協の小規模化による技術者確保等が課題である。
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| カテゴリ |
経営管理
せり
鶏
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