ドミナントネガティブ変異体作出による遺伝子機能解析

課題名 ドミナントネガティブ変異体作出による遺伝子機能解析
課題番号 301
研究機関名 農業研究センター
研究分担 作物開発・育種工学研
研究期間 継10~12
年度 2000
摘要 Ranタンパク質は、酵母や動物細胞では核内外への選択的タンパク質輸送機構の主要因子であるとされるが、10年度に当研究室で単離したイネRan遺伝子の機能を解析するために、それぞれ1アミノ酸置換を起こす変異遺伝子3種を作製し、イネに導入した。同様の変異をもつ酵母のRan遺伝子は、酵母の生育を阻害したことから、この変異型遺伝子が、野生型遺伝子産物の機能を阻害する効果(ドミナントネガティブ効果)をもつことが示された。イネ形質転換実験の結果、変異型イネ遺伝子をもつ細胞は、野生型遺伝子を導入した細胞に比べ、植物体再分化率が低い傾向がみられた。
カテゴリ 育種 遺伝資源 輸送

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