バイオテクノロジーを用いた新育種素材の作出-マメ類の子実害虫抵抗性の物質的基礎の解明(326)

課題名 バイオテクノロジーを用いた新育種素材の作出-マメ類の子実害虫抵抗性の物質的基礎の解明(326)
課題番号 306
研究機関名 農業研究センター
研究分担 作物開発・豆類育種研
研究期間 完2~5~(11)
年度 2000
摘要 インゲンマメのα-アミラーゼインヒビター遺伝子(αAI)を遺伝子組換えによってアズキに導入して育成したアズキゾウムシ抵抗性アズキAR9の閉鎖区画、非閉鎖系区画ならびに模擬的環境における安全性評価を実施した。組換えアズキはその形態や生育特性、土壌微生物相への影響等について、非組換えアズキと差異がなく、実質的同等性が明らかになった。生産力検定試験の結果、開花期、成熟期、主茎長、節数、分枝数、収量、百粒重など、調査したすべての形質で、AR9とベニダイナゴンとの間に差は認められなかった。インゲンマメ種子に含まれるαAI-3の精製を行ったところ、αAI-1とαAI-2の類似分子種の混合物であることがわかった。また、αAIを欠失したインゲンマメ品種に特異的に出現する29kDaの糖タンパク質を精製し、そのN末端アミノ酸配列を決定したところ、αAI-1のαサブユニットの配列と同一であった。このタンパク質をα-amylase inhibitor-like protein(AIL)と命名し、cDNAライブラリーよりイムノスクリーニング法を用いて遺伝子を単離し、構造を解析した。さらに、大豆下胚軸を用いた効率的な再分化法を開発した。この手法を用いて殺虫性遺伝子(オリザシスタチン遺伝子)の導入を試みたが、分化能を有する組織への遺伝子導入効率が0.2%と低く、組換え体を得るには至らなかった。
カテゴリ あずき 育種 遺伝資源 いんげんまめ 害虫 大豆 抵抗性 品種

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