RAPD法による米一粒を用いた品種判別技術の開発(89)

課題名 RAPD法による米一粒を用いた品種判別技術の開発(89)
課題番号 91
研究機関名 食品総合研究所
研究分担 素材利用・穀類特性研
(生物研)
研究期間 完9~11
年度 2000
摘要 本研究の目的は、米一粒から抽出した遺伝子を用いて品種を判別する技術を開発することである。9年度は、RAPD法による精米の品種識別技術の改良を行い、識別可能品種が増加した。10年度は、精米一粒あるいは米飯一粒からのDNA品種判別法の検討を行い、酵素法による米飯試料からのDNA抽出法を開発し、精米一粒あるいは米飯一粒から作付け上位10品種の識別が可能となった。11年度は、RAPDマーカーによって得られる識別バンドのDNAのシークエンスをもとに、STS化した対合プライマーを設計した。これにより、識別バンドのみの増幅が可能となったので、数種の有用プライマーの混合使用について検討した。その結果、適正なSTS化対合プライマーの配合を見いだし、PCR回数及び電気泳動回数を減らした高精度の品種判別(米および米飯に適用可能)が可能となった。
カテゴリ 加工 品種

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる