課題名 | 高分子リガンドによる微生物膜機能の崩壊誘導(133) |
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課題番号 | 134 |
研究機関名 |
食品総合研究所 |
研究分担 |
流通保全・微トキ制研 |
研究期間 | 継8~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 本課題は生物が本来兼ね備えている生体防御システムの積極的利用を図ることにより微生物制御技術を開発することを目的とする。11年度は10年度にデザイン・作出に成功した膜作動性ペプチドと生体膜との相互作用の解析を行った。その結果、ペプチドと生体膜を構成するリン脂質とが一過性の複合体を形成し、その過程でリン脂質のダイナミックな動きが引き起こされることが明かとなった。12年度は、蛍光ラベルを導入したリポソームなどの利用により、タンパク質・生体膜相互作用時における動的変化を解明し、目的に応じた生体膜への作用が可能なペプチドの創出に向けての知見を蓄積する。 |
カテゴリ | 加工 |