課題名 | 食品成分と内分泌かく乱物質の相互作用の解明(181) |
---|---|
課題番号 | 187 |
研究機関名 |
食品総合研究所 |
研究分担 |
食品工学・流通工学研 |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 食品中に混入した内分泌かく乱物質ビスフェノールAの化学的動態を明らかにすることを目的に、ビスフェノールAの酸化反応性およびその反応生成物を調べた。サルコミン触媒やアルカリ存在下の室温空気酸化条件ではビスフェノールAはほとんど酸化されなかったが、フレミー塩による酸化ではモノキノン体及びビスキノンが生成された。リン酸緩衝液(pH 6.5)中マッシュルーム由来のチロシナーゼ存在下25℃では、モノキノン体のみが得られ、ビスフェノールAは生鮮食品に含まれる酸化酵素の基質となり得ることが示唆された。12年度はこれらキノン体の内分泌かく乱作用など細胞に対する影響を調べる。 |
カテゴリ | 加工 マッシュルーム |