ドメインシャッフリングによる高機能キメラ酵素の創出と植物における発現(213)

課題名 ドメインシャッフリングによる高機能キメラ酵素の創出と植物における発現(213)
課題番号 224
研究機関名 食品総合研究所
研究分担 応微・酵素利用研
生物機能・微機能研
研究期間 継8~12
年度 2000
摘要 酵素遺伝子の一部をシャッフリングすることにより、耐熱性などの特性を向上させることが可能である。本研究では、キメラ酵素の作出技術を開発し、産業的に有用性の高い、キシラナーゼ、アミノペプチダーゼ等に適用し、種々のキメラ酵素を得た。一般に、キメラ酵素は、素材として用いたペアレント酵素の中間的な特性を示した。アミノ酸配列のホモロジーが5~8割程度の酵素を対象とし、遺伝子シャッフリングした際には、3割程度の確率で活性型のキメラ酵素が得られた。活性型のとして得られなかったキメラ酵素を対象に活性を回復すべく、シャペロンGroEL/ESとの共発現や変性透析法を試みたが、顕著な効果は認められなかった。しかし、Error Prone PCRで、2残基のアミノ酸変異で活性が回復したことから、極わずかな「ひずみ」が、キメラ酵素のフォールディングを妨げていることが推測された。
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