植物病原糸状菌の薬剤耐性機構の解明(114)

課題名 植物病原糸状菌の薬剤耐性機構の解明(114)
課題番号 104
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 資材動態・殺菌動態研
資材動態・殺菌動態研
研究期間 継8~9~(12)
年度 2000
摘要 ストロビルリン系薬剤の防除効果が低下したキュウリのハウスから、アゾキシストロビン、クレソキシムメチルに交さ耐性を示す、うどんこ病菌、べと病菌が検出された。ストロビルリン系薬剤の作用点タンパク質であるチトクロームbの遺伝子をPCRで増幅、クローニングした後、塩基配列を調べたところ、べと病菌の耐性菌には1個のアミノ酸置換が推定され、作用点変異が耐性機構に関与することが示唆された。ナシ黒星病菌、リンゴ黒星病菌のステロール脱メチル化酵素遺伝子の全塩基配列を調べた結果、ステロール脱メチル化阻害剤(DMI剤)耐性菌と感受性菌の間に違いは見られず、これらの菌のDMI剤耐性には、作用点変異以外の機構が関与することが示唆された。
カテゴリ 病害虫 うどんこ病 きゅうり 黒星病 耐性菌 農薬 防除 薬剤 薬剤耐性 りんご

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