寄生虫抗酸化酵素の分子性状の解明(13)

課題名 寄生虫抗酸化酵素の分子性状の解明(13)
課題番号 11
研究機関名 家畜衛生試験場
研究分担 細菌寄生虫・寄生虫病研
研究期間 継11~12
年度 2000
摘要 寄生虫の抗酸化酵素は自己の活性酸素除去と宿主免疫機構回避の両面に深く関与すると考えられる。そこで、豚回虫(A. suum)を用いて抗酸化酵素のひとつであるチオレドキシンペルオキシダーゼ(TPx)の分子性状について検討した。単離した完全長cDNAからの推定蛋白質はアミノ酸222残基からなる分子量26kDa、pI5.6であった(AsTPx)。大腸菌で作製した組換え蛋白質にはDDTの還元下で酵素活性が認められ、TPxの機能が確認された。また、ネイティブAsTPxの発現が全発育ステージで確認され、虫体可溶化蛋白質の主要構成分子であることが分かった。AsTPxは豚回虫の生存に関わる主要な抗酸化酵素であることが示唆された。
カテゴリ 害虫 豚

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