課題名 | 牛の放牧衛生対策に関する経済評価法及び地理情報システムの開発(159) |
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課題番号 | 179 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場 |
研究分担 |
総合診断・疫学研 細菌寄生虫・原虫病研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 乳用育成放牧場のピロプラズマ病(ピロ病)等の発生実態及び衛生経費等を調査した。調査牧場は多くが改良草地で,放牧期間中に8回の衛生検査が行われ,その主目的はピロ病の予防治療対策であった。衛生経費は約100万円/牧場が投入され,その内訳は衛生検査労賃と予防薬剤費が主で治療費は総額の1割未満であった。ピロ病以外の事故率は12.5%であった。ダニ軽度汚染群はピロ病の治療率・治療費が低い,ダニ重度汚染群では増体量は低いが,受胎率は差がなかった。また,放牧面積0.8ha/頭以上になるとダニ重度汚染群でもピロ陽転率が軽減された。関東は陽転率では差がないがピロ治療率,治療費が高く,増体量は低い地域特性があった。 |
カテゴリ | 病害虫 管理システム 飼育技術 評価法 防除 薬剤 |