| 課題名 | 豚ウイルス感染症のサイトカイン遺伝子転写測定法の応用(173) |
|---|---|
| 課題番号 | 194 |
| 研究機関名 |
家畜衛生試験場 |
| 研究分担 |
海外病・予防疫学研 海外病・診断研 |
| 研究期間 | 継9~14 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 豚水胞病ウイルス(SVDV)は感染豚の鼻鏡部、口唇及び蹄部に水疱を形成する。この水疱形成は食欲減退、歩行困難をもたらし肉用豚飼育農家に経済的損失を与える。本病の主な症状である水疱形成に関し、どのようなサイトカインが関与しているのかを調べることは、本病の解明および治療の道を探る上で重要である。そこで、豚由来の細胞株および正常リンパ球を用いて、in vitroでSVDV感染に際しどのようなサイトカインが産生されるかを検討した。細胞はB細胞系の水海道、T細胞系の下館、マクロファージ系のSL-24細胞および豚腎上皮系細胞のFs-L3細胞と正常豚リンパ球を用い、サイトカインの定量は市販の豚サイトカイン定量キットを用いて行った。その結果、IL-8はSVDV感染Fs-L3細胞と混合培養した水海道、下館もしくはSL-24細胞において感染経過に伴い増産されることが認められた。また、インターフェロン活性を調べた結果、SVDV感染Fs-L3細胞に起因して活性が認められた。このインターフェロン活性はIFN-γが検出されなかったことから、IFN-αもしくはβの活性であろうと推定された。この結果をもとにサイトカイン産生に伴うメッセンジャーRNAの定量を行い、それをもとにした豚サイトカイン定量化の確立を進めて行きたい。 |
| カテゴリ | 豚 |