課題名 | 毛色遺伝子等による豚の品種判別(20) |
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課題番号 | 18 |
研究機関名 |
畜産試験場 |
研究分担 |
育種・遺伝機能研 育種・(上席1) (STAFF) |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | ブタ品種を遺伝子レベルで識別することを目的に、毛色多型を取り上げ、 ランドレース、大ヨークシャー、デュロック、バークシャー、ハンプシャー、メイシャン、モンカイ、ニホンイノシシについて、MC1Rの第2膜貫通領域を含む664bpの塩基配列を調べた。その結果、品種間に8箇所の塩基配列の違いを認めた。KIT遺伝子については、エクソン16から19にわたる約4Kbpについて、上記の8品種に加えヨーロッパイノシシとモンカイ3個体を調べた。その結果は以下のようである。■バークシャーの配列はニホンイノシシ、メイシャン、モンカイの配列と類似しており、東洋起源と推察された。■一方ハンプシャーはヨーロッパイノシシ、大ヨークシャー、ランドレース、デュロックのと類似しており、西洋起源と推察された。■また、鹿児島県産の一部のバークシャーの配列はユカタンマイクロブタと類似していた。 |
カテゴリ | 育種 品種 豚 |