家畜筋芽細胞の融合・多核化の制御技術の開発(150)

課題名 家畜筋芽細胞の融合・多核化の制御技術の開発(150)
課題番号 134
研究機関名 畜産試験場
研究分担 加工・食肉特性研
研究期間 継10~12
年度 2000
摘要 本研究は、家畜筋細胞の融合・筋管形成の機構を解明することを目的とした。無血清培地によりブタ筋衛星細胞の筋分化を誘導する系を用い、筋管形成に重要な因子であるmyogeninおよびVLA-4の発現について検討を行った。蛍光抗体染色法等による解析の結果、ウシとブタの間には、VLA-4の発現には違いが見られなかった。一方、myogeninの発現はウシでは見られたが、筋管形成しないブタの細胞では見られなかった。以上より、筋管形成にはVLA-4が必要だが十分ではなく、VLA-4の発現はmyogeninに依存しないことを明らかにした。またウシとは異なり、ブタでは少なくともmyogeninから下流の筋分化の活性化が起こらないことを明らかにした。
カテゴリ 評価法

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