牛乳中のタンパク質・ペプチドの機能性の解明と評価(168)

課題名 牛乳中のタンパク質・ペプチドの機能性の解明と評価(168)
課題番号 150
研究機関名 畜産試験場
研究分担 加工・機能開発研
研究期間 継10~12
年度 2000
摘要 牛乳中の機能性タンパク質・ペプチドの量的、質的変動と飼養条件との関連を明らかにすることを目的として、放牧導入牛(北農試)と非導入牛(畜試)のバルク乳及び生草主体またはサイレージ主体の粗飼料飼育試験牛の個乳(草地試)について、牛乳中のプロテオース・ペプトン画分の量的・質的変動を解析した。 逆相HPLC分析の結果、バルク乳において放牧導入初期にのみ増大するピークが存在することが明らかとなった。また、個乳においてもサイレージ区から生草区への移行に伴い同様の傾向が認められ、生草摂取により短期的に増加する成分が乳中に存在することが示唆された。ウェスタンブロッティングの結果、その画分はβ-カゼイン分解物のほか複数の成分より構成されていることがわかった。
カテゴリ 機能性

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