| 課題名 | 新規微生物農薬(BT菌)の検索と開発(195) |
|---|---|
| 課題番号 | 186 |
| 研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
| 研究分担 |
生産技術・虫害研 〔委託:北大〕 |
| 研究期間 | 完5~11 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | Bacillus thuringiensis(Bt菌)は、芽胞形成期に殺虫性蛋白質(ICP)を産生する。ICPをコードしている遺伝子は、cry遺伝子と呼ばれ、cry1からcry28遺伝子まで分類されているが、それぞれ特異的な殺虫活性を有している。そこで、これらの遺伝子の簡便な同定を目的に、それぞれのcry遺伝子の特異領域の塩基配列を基にしたオリゴヌクレオチドプライマーを合成し、PCR法によってそれらの有効性を検証した。ついで、北大農学部応用分子昆虫学講座で保存しているBt菌株より鱗翅目および双翅目昆虫に対して特異的殺虫活性を有するcry遺伝子の選抜を行い、既知のcry遺伝子の同定、および、cry288等7種類の新規遺伝子のクローニングができた。さらに、各遺伝子を大腸菌やBt菌で発現させ殺虫活性を確認した。次に、コガネムシ類や線虫に殺虫活性を有する新規Bt菌株の検索とそれらのcry遺伝子の同定およびクローニングを行った。コガネムシ類に活性を有するBt菌1菌株より、cry9Daおよび新規cry遺伝子(cry302)がクローニングされたが、コガネムシ類には活性がなかった。また、線虫に活性を有するBt菌株を入手し、その菌株から殺線虫活性のあるvip遺伝子をクローニングした。このvip蛋白質については、今後、大学において各種植物寄生性線虫に対する活性等を調査する予定である。 |
| カテゴリ | 病害虫 害虫 桑 農薬 |