課題名 | 寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-天蚕繭糸を活用した特産品の開発-(210) |
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課題番号 | 205 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所 |
研究分担 |
生産技術・蚕育チーム 〔委託:山形県蚕糸総合研究センター〕 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 天蚕繭は約6割が屑物となっており、この未利用物の利用向上を図る必要がある。そこで、屑糸から編物用の原糸をつくり、これを用いて特産品を製作した。手紡ぎに適する精錬薬剤はアルカラ-ゼであり、きびそ原料に対するラップ収率が7割前後、混紡時のコ-ムは4回が適していた。またウエール曲がり基準値の3%を満たすには、双糸にする必要があり、混紡手紡ぎ糸の撚止めは100℃で10分間が適していた。つぎに、天蚕シルク100%で作った紡績糸でサマ-セ-タ-を試作したが、毛羽たちが見られたので、さらに改良を要する。また、きびそを活用した照明具を製作して「森の彩り」と名付けて公表したところ、好評であった。 |
カテゴリ | きび くり 効率的生産技術 薬剤 |