高度機械化・省力化作業に適したトマトの新栽培様式の開発(22)

課題名 高度機械化・省力化作業に適したトマトの新栽培様式の開発(22)
課題番号 14
研究機関名 野菜・茶業試験場
研究分担 久留米・栽培生理研
研究期間 完9~11
年度 2000
摘要 ロボット収穫を前提としたトマトの新栽培様式を検討するため、収穫作業の省力化が進んでいるオランダの栽培様式を日本で適用できるかどうかを明らかにする。■養水分が十分に供給され、培地温を好適に維持すれば、株当たり1■の培地容量で、1年を通じてどの時期に播種してもトマトは順調に生育し、収量及び果実の外観、品質においても正常であった。■ヨーロッパの中玉系品種‘Capita’は節間、果梗が長く、しかも葉が立性であるという生育特性によって、収穫果実認識が容易であった。一方、日本の品種は節間、果梗が短く、葉が下垂し、収穫果実はほとんど葉の陰となり認識が困難であった。■日本の品種では収穫果房の上6葉まで摘葉すれば、収穫果実が葉の陰になることはなく認識は容易となるが、果実肥大抑制や果実糖度の低下など、著しい影響を認めた。収穫果房の上3葉まで摘葉した場合では、収穫果実は葉の陰となり、収穫果実の一部しか認識できないだけでなく、収量、品質の明らかな低下も認めた。さらに、収穫果実の下の摘葉だけでも、収量、品質の低下を少し認めた。以上の結果、収穫果実の認識を容易にする摘葉技術を、日本の主流である大玉系高糖度品種に適用することは困難と判断され、わが国でロボットなどを利用した機械収穫を行うためには、育種により‘Capita’のような生育特性への改良が必要である。
カテゴリ 育種 機械化 省力化 トマト 播種 品種 ロボット

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