課題名 | ライトパイプチャンバーにおける野菜苗の生育についての解析(26) |
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課題番号 | 20 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場 |
研究分担 |
施設生産・資材利用研 |
研究期間 | 単11 |
年度 | 2000 |
摘要 | ライトパイプでは、光源からの光がプリズムの原理により屈折や反射を経て発光面全体から発せられる。ライトパイプと無電極放電ランプを用いたグロースチャンバーにおいて、トマト苗の生育について調査した。メタルハライドランプを用いた一般的なグロ-スチャンバーおよびガラス温室と比較したところ、ライトパイプチャンバーの方が光合成有効放射が高く、苗の乾物生産も大きかった。さらに葉温を測定したところライトパイプチャンバーにおいて最も低かった。以上より、ライトパイプチャンバーにおける植物生産では高い光合成有効放射を得られるが、熱の影響は小さいことが明らかになった。残された問題として、上記条件における養分吸収等が不明である点があげられる。 |
カテゴリ | 機械化 トマト |