垂直整枝法・養液土耕法による果菜類の軽作業・環境保全型栽培技術の開発(27)

課題名 垂直整枝法・養液土耕法による果菜類の軽作業・環境保全型栽培技術の開発(27)
課題番号 24
研究機関名 野菜・茶業試験場
研究分担 久留米・栽培生理研
研究期間 完7~11
年度 2000
摘要 キュウリの整枝・収穫作業の単純化を図るため、大型施設に適した省力化のための整枝法として、無摘心で垂直につり下ろす方法を確立する。つる下ろし栽培では最上位の葉位が70~80節となり、主茎長が5.5~6.5mに達した。品種では濃緑節成りの生育が翠星節成りより優れた。合計果数、果重とも摘心区がつる下ろし区より多かった。一方、同一品種の翠星節成りでは、正常果数、果重、率とも摘心区よりつる下ろし区が多かった。1果あたりの果実の収穫時間は収穫初期は処理間に差が見られなかったが、生育が進むにつれて、摘心区よりつる下ろし区が短くなった。つる下ろしに際し、全体を一括してつる下ろしを行う方が、株ごとにつる下ろしを行うより生育は旺盛であった。全体を一括してつる下ろしを行う方法の中では、つる下ろし後生長点の高さを揃えない方が、生育は促進された。合計果数ならびに果重は株毎につる下ろしを行う方が、処理区全体を一括してつる下ろしを行うより多かった。以上の結果、つる下ろし栽培は従来の摘心栽培に比べて、総収量は少ないが、正常果数ならびに正常果率は高く、1果あたりの収穫時間も短いことが明らかになった。さらに、つる下ろしにあたっては、全体を一括して行うより、株毎に行う方が、総収量ならびに正常果収量も多かった。今後、つる下ろしに際し、簡易に高さ調整ができる方法を検討する必要がある。
カテゴリ 機械化 きゅうり 栽培技術 省力化 品種

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