課題名 | 進行性破壊の予測・評価法の開発(84) |
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課題番号 | 87 |
研究機関名 |
農業工学研究所 |
研究分担 |
造構・構造研 (東京大) |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | ひずみ軟化、せん断帯等を考慮した動的弾塑性有限要素法解析をフィルダム模型振動実験に適用し、動的進行性破壊の検討を行った。有限要素メッシュの解析結果への影響を検討するために、粗メッシュ(要素数300、節点数440)、中庸なメッシュ(要素数2795、節点数3494)及び密なメッシュ(要素数14530、節点数16625)に対して解析を行った。ダム天端のほぼ中央で計測された加速度記録は、全ての解析結果で一致した。しかし、ダム内部の0.3秒加振後のせん断ひずみ分布は、メッシュの依存性を示した。すなわち、メッシュが細かくなるにつれて、円弧状のひずみの局所化がはっきり現れた。また、実験の加振後の断面性状との比較で、このせん断ひずみ分布は実際の状況と一致した。 |
カテゴリ | 管理技術 評価法 |