| 課題名 | 新しい光源を利用した植物の形態制御(118) |
|---|---|
| 課題番号 | 126 |
| 研究機関名 |
農業工学研究所 |
| 研究分担 |
農地・施設環境研 (筑波大学) |
| 研究期間 | 完9~11 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | LED(発光ダイオード)などの新たな光源の植物栽培への応用を工学的観点から検討し、光質が植物の形態に及ぼす影響やその機構を究明することを目的とした。LEDの光量子量の最大波長は、青色460nm、赤色680nm、遠赤色764nmであった。青色は、最も波長域が広く、単位電力量当たりの光量子量は遠赤色の約1/3であった。ゼラニウムの花房部にのみLED光を照射した場合、顕著な差は見られなかった。一方、伸長部である花柄上部に横方向から直接照射した場合、遠赤色光区で花柄の伸長が促進された。一方、赤色光区と青色光区では、対照区よりも花柄が短くなる傾向が認められた。赤色光下において葉が外側に巻く現象は、青色光の不足と予測された。そこで、LEDによる青色光の部分照射を試みたが、照射部位が生長点の場合、効果はなかった。一方、葉に表から部分照射した場合、照射された葉では巻きが抑制されたが、同じ個体でも照射されない葉では影響がなかった。その抑制の程度は、青色光の強度に依存しており、強度の増加に伴って葉は水平に展開した。さらに、葉の裏側から照射した場合には巻きは促進されたことから、葉の形態には青色光による屈光性が関係していることが明らかとなった。 |
| カテゴリ | 管理技術 ゼラニウム |