課題名 | 生分解性フィルムの農業資材化技術の確立(121) |
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課題番号 | 133 |
研究機関名 |
農業工学研究所 |
研究分担 |
農地・施設環境研 (食総研) |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 11年度は天然高分子系生分解性フィルムの一つとして従来から検討中のゼインフィルムの特性把握を進めると共に、各種添加剤により品質改善の検討及びマルチ栽培利用のため、様々な土壌環境下での生分解性を検討した。その結果、各種物性改良剤の添加による柔軟性などの向上が認められた。また、土壌分解性評価試験の結果、保水率60%土壌において、乳酸添加ゼイン、ポリ酢酸セルロース、ポリ乳酸の各フィルム順に分解性が高かった。特に乳酸添加ゼインフィルムは分解性が高く、親水性である乳酸の影響が大きいと考えられる。12年度は生分解性資材の機械特性等の特性と分解性の結果の相関を検討し、高品質フィルムの作成を検討する。 |
カテゴリ | 管理技術 土壌環境 |