特殊型洪水吐の水理機能の解明(125)

課題名 特殊型洪水吐の水理機能の解明(125)
課題番号 136
研究機関名 農業工学研究所
研究分担 水工・水源研
研究期間 完5~11
年度 2000
摘要 ダムの洪水吐には、設計洪水量を安定的・効率的に放流する機能を確保することが求められる。本研究は、ダム洪水吐の形式として、刃形堰とラビリンス堰を適用する可能性を検討すること、また、洪水吐減勢工として水理設計法が確立されていないローラーバケット方式の水理機能を明らかにすること等を目的とした。その結果、■刃形堰を越流する流れにSMAP法を適用し、自由水面を有する越流解析に有用な手法であること、■ラビリンス堰を立坑式洪水吐に適用した水理模型実験を行い、放流量の安定化を図る有用な工法であること、■ローラーバケット式減勢工は、リップ角度が30度の場合に減勢効果が高いこと、また、静水池下流の水深が大きく、かつ、下流幅が広がっている場合に減勢効果が高くなり、静水池の規模を小さくできること等を明らかにした。これらの成果は、農業土木学会での発表、依頼元の関東農政局への報告書提出等を通じ普及を図った。
カテゴリ 管理技術

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