サケ科魚類の成長制御機構の解明(86)

課題名 サケ科魚類の成長制御機構の解明(86)
課題番号 85
研究機関名 養殖研究所
研究分担 日光・育種研
研究期間 延8~10~(11)~(12)
年度 2000
摘要 成長ホルモンとプロラクチンが、感染に対する重要な防御機構である免疫グロブリンに対して、その血中濃度の維持に重要な働きを持っていることを10年度までに明らかにした。免疫グロブリンを産生する血液中の白血球に対して、ストレスホルモンであるコルチゾルは自発的細胞死(アポトーシス)を引き起こすことが知られている。ニジマス白血球の培養系を用いて調べたところ、コルチゾルによるアポトーシスが、成長ホルモンとプロラクチンの投与によって抑制されることが明らかとなり、これらのホルモンが細胞の寿命を延ばし免疫機能を制御している可能性が示唆された。成長ホルモンは海水への適応力を高めるとともに、貪食機能等の免疫機能も活性化させることが知られている。そこで12年度には環境塩濃度と免疫機能の関連を明らかにするため、海水に馴致させたサケ科魚類を用いて、成長ホルモン投与により免疫機能が受ける影響の解析を試みる。
カテゴリ 環境制御 飼育技術

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