| 課題名 | EU統合下の食品産業及び農業構造の展開の解明(56) |
|---|---|
| 課題番号 | 53 |
| 研究機関名 |
農業総合研究所 |
| 研究分担 |
海外・ヨーロッパ研 |
| 研究期間 | 完9~11 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 本研究においては,EUの基礎統計資料の分析により,EUの酪農部門について主として大陸諸国を対象に中間段階(酪農会社)をも含めた同部門の構造変化を分析,以下の結論を得た。■EUの酪農経営および乳業メーカーの規模拡大がこの20余年間,地域的な偏りを伴いながらも確実に進んだ。■ドイツでは1980年代前半から組合の合併や株式会社への転換により零細乳業組合が急激に減少した。■食品の安全性、高品質性に対する近年の消費者ニーズの高まりは,高度な品質管理を可能にする規模の経済の作用により大規模経営に有利に作用している。こうした酪農部門の構造変化が地域経済に及ぼす影響等に関する分析は,今後に残された課題である。 |
| カテゴリ | 規模拡大 経営管理 大規模経営 乳牛 |