| 課題名 | リモートセンシングを利用した海洋基礎生産の諸要素のマッピングの作成(15) |
|---|---|
| 課題番号 | 10 |
| 研究機関名 |
中央水産研究所 |
| 研究分担 |
海洋生産・変動研 海洋生産・低次生産研 |
| 研究期間 | 完9~11 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 基礎生産に密接にかかわる有光層内の栄養塩供給に重要な表層混合層厚を衛星画像により推定する手法を開発した。また,種の識別等生態系にかかわる量と考えられるクロロフィルa以外の色素量を推定する手法を開発した。亜熱帯海域での表層混合層の年変動を調べ6月から12月にかけては各月の層厚の標準偏差は層厚と比べ小さく,年当初からの経過日の関数として層厚を決める事ができる。1月から5月にかけては,黒潮内側域・黒潮続流域・黒潮域に分けると表面水温から層厚を推定する事ができる。サンマの冬生まれ群の初期生残研究に資するため,1月~4月の間での層厚の変化量をNOAA-SSTを用い計算したところ,黒潮続流流下方向に層厚の変化量が大きくなる事が分かった。年々変化を見てみると変化量は1994年は90m,1995年は30m,1996年は100m,1997年は70mとなった。有光層における栄養塩量の衛星を用いた推定手法の開発が今後の課題として残されている。亜熱帯海域について,412nm・443nm波長帯を用いたクロロフィルa・クロロフィルbの推定アルゴリズムを作成した。ADEOS/OCTSの画像に適用し,標準成果物よりノイズの少ない画像を得た。この成果は将来打ちあがるADEOS■/GLIセンサの解釈に反映される。この他の植物プランクトン色素の推定アルゴリズムの作成が今後の課題として残されている。 |
| カテゴリ | 亜熱帯 リモートセンシング |