仔稚魚期における回遊生態に関わる生理機能の変化(39)

課題名 仔稚魚期における回遊生態に関わる生理機能の変化(39)
課題番号 33
研究機関名 中央水産研究所
研究分担 生物生態・生物研
(メリーランド大・米国)
研究期間 継9~13
年度 2000
摘要 1998年9月に米国チェサピーク湾内の塩分の異なる5ヶ所 (5~28ppt)においてカタクチイワシ当歳魚55個体(22-45mmSL) を採集し、波長分散型EPMAで耳石のSr, Ca の元素濃度を測定した。 耳石周辺部のSr/Ca 比は採集地点の塩分と有意な正の相関があったため,成長に伴うSr/Ca 比の変化から個体の移動履歴を推定することが可能となった。個体毎のSr/Ca比の変化から採集された大半の個体は湾南部で発生することが示され,低塩分の湾北部への移動を示した個体は,多変量分散分析によって解析した結果体長25mmの変態期直後に移動したと推定された。塩分5, 11pptの地点で採集された個体の湾北部への移動率は平均3.4km/day (40mm/s)と推定された。12年度は数年以上生きる魚種を対象に,引き続き耳石微量元素分析を用いてその回遊履歴推定を試みる。
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