サンマの初期生活史における環境応答特性の解明(46)

課題名 サンマの初期生活史における環境応答特性の解明(46)
課題番号 36
研究機関名 中央水産研究所
研究分担 生物生態・生物研
(東北水研八戸支所)
研究期間 完10~11
年度 2000
摘要 サンマの資源変動予測技術を開発するには、生活史全体の個体群動態を記述し、外部環境との関連から資源の変動を説明することが求められる。本課題では、1992年冬・春・秋と1993年秋・1994年秋に採集されたサンマ仔稚魚の耳石輪紋間隔を計測し、採集直前5日間の成長速度を水温・餌料動物プランクトン密度等の海洋環境要因との関係から解析した。採集直前5日間の成長速度(mm/日)は体長に伴って増加していたが、その値は季節によって異なっていた。体長の影響を取り除くため、瞬間成長率(%)を求めて海洋環境要因が瞬間成長率に与える影響を季節別・体長範囲ごとに解析した結果、発育初期には餌料環境の影響が大きく、成長に伴って水温条件が大きな影響を持つことがわかった。本研究により成長に関する外部環境の影響については解明が進み、資源変動予測モデルの構築課題に受け渡された。一方減耗に関わる環境要因の影響については未解明の点が残され、この問題は新規課題「サンマの初期生活史における生残過程の解明(新12~14)」に引き継がれ、研究が進められる。
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