課題名 | 機能性配糖体の抗成人病作用の解明(55) |
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課題番号 | 50 |
研究機関名 |
四国農業試験場 |
研究分担 |
作物開発・品質評価研 |
研究期間 | 継9~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 10年度はカンキツ特有の配糖体成分であるヘスペリジンに前駆脂肪細胞の分化を促進する作用のあることを見いだしたが、11年度は糖鎖を付加したグリコシルヘスペリジンなどについて検討を加えた。ヘスペリジンなどポリフェノールに糖鎖が結合すると機能活性が低下するのが通常であるが、グリコシルヘスペリジンはグリセロール3リン酸脱水素酵素(GPDH)活性、トリグリセライド(TG)含量ともにヘスペリジンより上昇させ、前駆脂肪細胞の分化をより強く促進させることがわかった。また、グルコサミニルジペプチドなどの細菌細胞壁の糖質を含む構成成分もGPDH活性とTG含量を上昇させ、前駆脂肪細胞の分化を促進させた。 |
カテゴリ | 機能性 その他のかんきつ |