課題名 | 複粒化種子の生育過程の評価と改善(19) |
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課題番号 | 19 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
総合研究・総研1 |
研究期間 | 継10~14 |
年度 | 2000 |
摘要 | 太田町の「あきたこまち」を用いた複粒種子点播区において目標収量に達しなかった圃場(561g/m2)の減収要因を検討した。その一因は低い出芽率(55%)にあり,これは播種深度が約12mmとやや深くなり、土壌が強い還元条件となったためと推察した。複粒点播区では条播区より茎数増加が遅れたが、これには一次初発分げつ節位の違いが密接に関係していたと考えた。場内圃場試験で、各種直播水稲と移植水稲の収量と稈のなびきやすさを調査し、複粒点播は直播の中では最もなびきにくいが、低節位の分げつが少なく、収量は移植より1割少ない結果を得た。今後、低節位の分げつ発生を促す窒素施肥、水管理の効果を検討する必要がある。 |
カテゴリ | 水田 水稲 施肥 播種 水管理 |