課題名 | 新粗飼料供給・放牧システムの経営・経済的評価と新経営体モデルの設計(33) |
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課題番号 | 33 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
総合研究・農村シス研 |
研究期間 | 継9~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 公共牧場へのアンケートを実施し,牧草販売と粗飼料生産の作業委託に関するデータを分析した。牧草販売事業は,牧場によって管内農家の需要と牧場の供給にミスマッチが生じている場合があり,需給情報の把握と生産物の広域販売が必要であることが示唆される。また,放牧頭数減少で収益が悪化している牧野を対象に,当該事業を導入した場合に経営改善効果があることを損益分岐点分析から確認した。さらに,短角肥育の単純再生産が成立する粗収入と素牛価格との関係を試算し,市場外流通によって再生産価額を上回る粗収入が確保され,繁殖農家を支援できる評価購買システムの確立が要請されることを指摘した。 |
カテゴリ | 経営管理 水田 低コスト 肉牛 繁殖性改善 |