課題名 | リンゴ生産経営における新技術の事前評価(77) |
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課題番号 | 75 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
総合研究・経営管理研 |
研究期間 | 継9~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 家族経営においてリンゴ作業は熟練度から高、中、低の3段階に分類が可能で、規模拡大に伴いより熟練度の高い作業に雇用を導入しなければならなくなる実態を明らかにできた。規模は熟練度中の仕上げ摘果作業については2から3ha程度、整枝剪定作業については5ha以上であることが示唆された。これは2haまでは臨時雇用の確保が規模拡大条件となるが、2ha以上規模を拡大するには仕上げ摘果作業を分担できるような熟練した雇用の確保が規模拡大条件となる。さらに、5ha以上になると整枝剪定作業を分担できるような高い熟練度を持つ雇用の確保が規模拡大条件となるというように家族経営では2haと5haを境に労働力の面で規模拡大条件が変わることを示唆していると考えられる。 |
カテゴリ | 規模拡大 経営管理 水田 りんご |