課題名 | 大豆の高11Sタンパク品種の開発(171) |
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課題番号 | 156 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
作物開発・大豆育種研 |
研究期間 | 継3~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 高11S品種育成を目標に人工交配を13組合せ実施した。後代の養成・選抜試験にはF1~F6の25組合せを供試した。「東北124号」及び「東北139号」を生検及び奨決に供試した。また、比較的評価が高かった2系統に新たに刈系番号を付し、12年度以降系統適応性試験等に供試することとした。「東北139号」はSMVのA~D病原系統に抵抗性を有し、ダイズモザイク病に「強」であった。また、「東北124号」は栽植密度を高くすることで、耐倒伏性を低下させることなく収量性を改善できた。一方、「東北124号」の成分組成は全般に納豆用極小粒品種「地塚」に類似していたが、含硫アミノ酸は原料で1.15倍、納豆で1.13倍高く、高栄養価納豆原料として期待できることが示唆された。 |
カテゴリ | 育種 大豆 抵抗性 品種 |