| 課題名 | コムギ縞萎縮病に対する抵抗性品種・系統の評価・分類(278) |
|---|---|
| 課題番号 | 277 |
| 研究機関名 |
東北農業試験場 |
| 研究分担 |
地域基盤・病害生態研 作物開発・麦育種研 |
| 研究期間 | 完10~11 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | コムギ縞萎縮病の防除には抵抗性品種の育成・利用が有効であるが、病原であるコムギ縞萎縮ウイルス(WYMV)には病原性の異なる系統が存在すると考えられるため、各系統に対応した抵抗性品種を開発する必要がある。しかし、本病抵抗性には統一された系統判別品種・判定基準がなく、抵抗性に関する遺伝学的知見もほとんど無い。そこで、本研究では、植物体内におけるウイルスの増殖の有無を抵抗性の基準として判別品種を選定するとともに、各ウイルス系統に対する抵抗性の遺伝資源を明らかにしようとした。その結果、ナンブコムギ・フクホコムギ・早熟赤毛・北海240号の各品種に対する病原性に基づいて国内のWYMV株を類別すると、3系統に分けられることが明らかとなった。また、北海240号はWYMVの2系統に対する抵抗性遺伝資源と考えられ、特にWYMVの日本標準株に対し強度の抵抗性を示した。これらの成果は11年度の総合農業の生産環境部会および東北農業の畑作部会に研究成果情報として提出した。なお、本課題の成果は東北農業試験場麦育種研究室の課題「コムギ縞萎縮病に対する抵抗性の遺伝分析」および「麦類のDNAマーカー利用による効率的な穂発芽性及び耐病性選抜技術の開発」に引き継ぐ。残された問題点としては、東北地域におけるWYMV系統の分布調査が未着手であること、抵抗性の遺伝様式等が未解明である点が挙げられる。 |
| カテゴリ | 病害虫 育種 萎縮病 遺伝資源 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性品種 品種 防除 |