地域資源を利用する作期拡大に伴う葉・根菜類の品質変動の評価(285)

課題名 地域資源を利用する作期拡大に伴う葉・根菜類の品質変動の評価(285)
課題番号 282
研究機関名 東北農業試験場
研究分担 地域基盤・低温スト研
研究期間 完9~11
年度 2000
摘要 中山間地で有利な農業生産を行うには、その地域に特有の環境・自然資源を有効活用し、高栄養で良食味の特産作物を安定的に低コスト省力生産する技術が必要である。そこで気象条件による野菜の品質成分変動のメカニズムを明らかにするため、温度勾配チャンバーハウスおよび圃場での栽培試験を行い、栽培時の気温、日射量の違いによるビタミンなど品質成分変動への影響を調査した。その結果、栽培時の温度条件によるコマツナの還元型ビタミンCの増加は特に葉身部における水分含量の低下と関連している事が明らかとなった。また日射量が多い条件では、コマツナの還元型ビタミンCが減少し、ニンジンのβ-カロテンが減少し、α-カロテンが増加する事が明らかとなった。以上の結果から、野菜のビタミンなど品質成分の含量を高めるためには、適度な水分ストレスをかける温度条件等を設定し、過剰な日射量を制限するなどの栽培管理を行うことが有効であると考えられた。本研究の成果を12年度からの新規課題「気候資源を利用した野菜の品質向上技術の開発」に受け渡し、これまでに得られた知見を基に、品質の高い野菜を流通上有利な時期に安定的に生産・供給するための栽培技術を開発する。また、残された問題点である、品質成分の生合成系・分解系と栽培時気象条件との関係の解明を行うため、中山間地の気象条件を考慮して遮光資材等を用いた栽培試験を行い、さらに検討する。
カテゴリ こまつな 栽培技術 中山間地域 低コスト にんじん 良食味

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